自主管理の分譲マンションに住んでいてマンション管理組合の役員をしています。管理会社から自主管理への切り替えを行ったのは実は今のマンションで2回目。以前住んでいたマンションでもやはり管理会社がへたれだったので自主管理に切り替え、そのときの役員を務めていました。で、そのマンションから今のマンションに越してきた際、2度とめんどくさい役員にはならないぞ と思ったものでした。
今のマンションの管理会社もやっぱりへたれで自主管理に切り替えようかと思案中だったらしく、私は経験者ということを隠してなりを潜め数年が経ったある時、細君より情報リーク(笑)経験者である事が管理組合の知るところとなってしまってそこからはトントン拍子に事が運んで自主管理になって まぁ 現在に至るわけだorz
管理会社の委託管理から自主管理に切り替える事によって劇的に改善されるのは修繕積み立て費等の資金面です。通常、管理組合の業務内容は大きく2つに分かれ、事務処理業務とマンションメンテナンス業務になります。事務処理とは、毎月の管理費、積み立て費の徴収と金銭出納簿の作成、毎年一回の定期総会の開催と配布する決算報告書、来期予算書の作成 といった内容で特に建物の保守等の専門知識を必要としません。一方マンションメンテナンス業務には若干の専門知識が必要ですが、インターネット上から収集できる知識で十分対処できる程度のものです。
上記2つの内容を管理会社に委託する場合、年間60万円(30世帯の小規模マンション)程度の費用がかかります。ただし、これとは別に、修繕費の実費やエレベーター等の保守点検費等は別途かかります。これらが曲者で 管理会社は業者に発注する再、複数から見積もりをとったりとかいった経費削減努力を一切行わないず、修繕積み立て費から使っているんですね。で管理会社は中間マージンを取っています。エレベータ保守にしても同様で、実際に保守をする業者はメーカー直轄の保守部隊で、三菱だったりナショナルだったりオーチスだったりとエレベータメーカーになりますが、間に管理会社がはいって中間マージンを取った金額がマンション管理組合に請求されます。これら中間マージンは年間で約40万円以上で。自主管理にすれば年間100万円は払わなくて良いムダ金を毎年管理会社に払うことになります。(世帯数の多いマンションは当然もっといきますよ)
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