ついにサウジまでも撤退要求を出しました。これは一体どういうことなんでしょうか?
先月、ハリリ元首相が暗殺されました。ハリリ元首相はシリアの撤退を主張していた人物で、暗殺はシリアの陰謀説とも言われていますがはっきりしたことはわかっていません。ただ、この暗殺事件いらい、シリアに対するレバノンからの撤退の世論が強くなりアメリカも撤退するべきだと声明を出していました。
レバノンはイラク以上に複雑な多民族、他宗教国家で長いこと内戦状態でした。1976年にシリア軍がレバノン政府の意向で侵攻しました。これは内戦を収拾するという理由でしたが、紆余曲折いろいろあってますます泥沼となり、2000年になってやって内戦が終結することになります。いまもしシリア軍が撤退すれば直ぐにでも内戦が再燃しそうな感じですが。今回のサウジの声明によってシリアはさらに追い込まれた状況となり撤退は時間の問題かと思われます。この動きに対して すぐ近くのユダヤ帝国が黙っているはずは無いと思っていたのですが どーも予想がはずれてしまって(笑)
どうやら シャロン首相は本気で安定に向けて努力しているようです。いったいいつから心を入替えたのやら・・・長年の友のアラファト議長が逝って腑抜けになってしまったのでしょうか?(笑)いずれにしてもこれは歓迎すべき平和への一歩であること思いたいですね。ただ、シャロン首相にどれだけ時間が残されているか心配です。シャロン政権の間に平和が実現するといいですね。
レバノンについてはここを参照
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