2002年7月13日  ゲーム機戦国時代


マイクロソフトからXBoxという家庭用ゲーム機が発売れているが今このXBoxでLinuxを動かそうというプロジェクトが20万ドルの報奨金付きで行われている。
あのプレイステーション2でさえLinuxが動くのだからWindowsパソコン近いスペックのXBoxなら簡単に動くのでは?と思うのだが・・・20万ドル(約2500万円)の報奨金ってのはLinux系オタクにさぞかし魅力的に写るだろう。(筆者はLinux系オタクではない)

このXBox、開発コードネームにはミッドウェイという名前が付けられていた。中道とか道の真中とか王道を行く とかもっともらしい理由をこじつけてはいるがネーミングの真意には 第2次世界大戦のミッドウェイ海戦のことを指している というもっぱらの噂である。アメリカにとって、真珠湾攻撃以来の劣勢から優勢へのターニングポイントとなったのがこのミッドウェイ海戦と言われているのだ。
(戦史に詳しい専門家に言わせると そうでないらしい)
ゲーム業界で、任天堂、セガ、ソニーと日本にやられっぱなしだったアメリカがマイクロソフトのXBoxで巻き返すぞー っという意気込みが伝わってくるネーミングである。はたしてその通りとなるかどうか・・・日本での発売ではDVD傷もの事件以来あまり振るっていないが海外ではそこそこ順調らしい それでも プレステ2に比べるとその月間出荷台数で遠く及ばないという。まぁ マイクロソフトの製品は3代目でようやく勝負に出てくるようで、初代は土俵に上っただけって感が強いXBox3が出ればそれなりに成功した と言えるだろうがはたしてそこまで事業継続するだろうか?
ちなみに筆者のゲーム歴はファミコンに始まってスーパーファミコン、メガドライブ、PCエンジン、セガサターン、プレイステーション、ドリームキャスト、プレイステーション2 と現在に至る訳でまだXBoxは買っていない。最近はもっぱらパソコンでのゲームが中心となっている。ゲームはやはりゲーム専用機、パソコンゲームはちゃっちぃと言われていたのは昔の話、現在のパソコンは ゲーム専用機(プレステ2やXBox)に匹敵(いやそれ以上の)するグラフィック機能を持っている。そもそもムーアの法則で進化し続けるパソコンの世界と一旦発表したら3、4年はそのままのスペックで行かなくてならないゲーム専用機の世界とでは比較する事自体がインチキ臭いのだ。発表当時は凄いと思っていたプレステ2のスペックも2年経った現在はパソコンのスペックが既に追い越しているし、ことXboxに至っては発表時から既にパソコンに負けている。おそらく早々にXBox2が出るのでは?と予測してるのだが・・・やはりMS3代目説は本当か?、本命はXBox3?(笑)